今回ご紹介しますのは築30年ほどの中古物件。
その長い廊下での補修工事です。
<補修前>
日焼けして木の表皮がはがれています。
こういうのが4箇所ほどありました。
<補修中>
はかれた箇所にパテを入れて平らな下地を作ります。
ここまでは特に問題はありません。
さていよいよ調色して塗装するわけですが
この日焼けして古ぼけた様な昭和の雰囲気を
どうやって再現するか。きれいに仕上るのなら
むしろ簡単ですが回りと違和感のない雰囲気に
するのはなかなか難しい。
何度かやり直して監督さんからOKをいただいたのが
下の画像です。
<補修後>
普段の生活目線なら問題なしって感じでしょうか。
耐久性を考えて2液型ウレタン塗料で仕上げてあります。
なかなか描いたイメージに近づかないと調色しながら
冷や汗が出ますね(笑)。
というわけで何とか一件落着でございます。