こちらの現場は長岡市。
まだ築年数の浅い中古物件のフローリング補修に伺いました。
割とよく見る紫外線と結露などによる経年劣化です。
拡大するとその傷み具合がわかります。
まず下地を作るわけですが、この部分は屋内であるにもかかわらず
ある意味、屋外と同様の過酷な気象条件にさらされているようなもの
ですので耐久性を考慮して私はあえて車輌塗装に使う板金用のポリパテ
を使用しています。
下地完成画像
下地を作ったら今度は調色して吹き付け、木目書きの作業。
予算と時間的に「なんちゃって木目」になりましたが
完成したのがこちらです。
そしてこれが全体の完成画像となります。
この後にハウスクリーニングが入ってワックスをかけますので、
より輝きを増したフローリングへと変身いたします。
私は常に2液ウレタン塗料以外は使用しませんので
1年や2年での色あせや艶落ちはまず考えられません。
仕上げには高価な2液ウレタントップコートを艶を合わせて
厚く吹き付けていますのでそれ相当の年数は美観が保たれることでしょう。
正直、現場によっては「なんちゃって木目」も仕方ないのですが、
「なんちゃってリペア」は絶対にやりませんのでご安心ください。
そんなこんなで本日も一件落着です。