今回の現場は上越市高田地区。
ドアの下部と郵便受け周辺だけが錆びています。
このドアの内部の枠は「木」でできており、そこに雨水が侵入し
その木枠は腐って濡れた状態でした。錆の原因はこの雨水です。
風除室のない住宅のドアはこのパターンが非常に多いのです。
海岸部の塩害と大きく違うのはドア全体に錆がない事。
補修屋としてはこれはかなり気が楽です(笑)。
今回は工法を変えて下部のみですが錆がひどい鉄板を切断します。
それから下地を作ります。
切断部分の下地完成
ドアノブはまだメッキの輝きがあります。が、表面はザラザラ。
依頼主様と相談した結果、ここも塗り替えることになりました。
今回はドア全体をオフホワイトで吹き付け、クリアの3部艶で
仕上げました。もちろん使用塗料はすべて2液型ウレタンです。
少し離れてみれば新品のようです。
新品のドアは年々価格が上がり今後もそれは続くでしょう。
今回も新品交換なら40~50万円は間違いないでしょう。
当社の再生塗装はその1/4程度の予算でOKです。
依頼主様、この度はありがとうございました。