熱中症体験記2013

今回のテーマは「熱中症」です。

私は7月半ば頃、生まれて初めて「熱中症」を体験しました。
その原因も含めて以下にその経緯を書きたいと思います。

その現場は高床式のために足場が必要でした。

この4つの縦長窓の内枠の塗装が紫外線で剥げてきたので
吹き付け塗装で補修してほしいとのご依頼でした。

そこで知り合いの大工に当日の朝に足場を組んでもらい
17時に撤去という段取りでした。

ケレン作業していると剥げる箇所は簡単に剥がれるのですが、
剥がれない箇所がところどころに残ってそれをサンダーで研磨。

これがなかなか手こずり、また、携帯電話の対応で結局養生完了
までに14時を過ぎていました。

とにかく17時には足場の撤去なので休憩の余裕はありません。
もちろんその間、水分補給も忘れて・・・熱中症のことなど
微塵も頭にありません。

そして塗装する頃には少し目まいがしてフラフラしていたのですが、
塗装が終わったら休憩しようと必死でやりました。。

この日はとにかく暑くてしかも無風。顔や首は塩でザラザラ状態。

そんな状態なのに水分補給しなかった無理がたたってこの画像を
撮った直後に急に吐き気が・・。
しばらくすると右足がつって立っていられなくなり、
さらに目まいも酷くなりその場に座り込んで苦しんでいると
通行人が「救急車を呼んだほうがいい」と呼んでくれて
病院へ搬送され・・・医師からコンコンと説教されました。

労災病院から知り合いの大工に電話して事情を話し、養生をはがして足場を撤去してもらい・・・
今回の塗装工事は何とか終了。

私は点滴しながら安静にして4時間後にはタクシーで帰宅。

時間に焦って休憩もとらず水分補給もしなかったのが原因です。
思えば目まいを感じたあの時、「これが熱中症の初期段階」という事に気づくべきでした。
が、今回が初体験だったもので・・・。

と言うわけでまだまだ暑い日が続きますので皆様もご注意くださいませ。